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アジェンダ

  1. !緊急のご報告(サーバー一時停止の件)
  2. 1進捗報告
  3. 2数値の報告
  4. 3定着率の構造的問題と業界比較
  5. 4課題に対するアプローチ
  6. 5今週のタスク
  7. 6次回の定例について
  8. 7貴社へのご依頼
!

緊急のご報告:サーバー一時停止中

昨日(4/21)、Googleから「情報漏洩の可能性」としてAIサーバーが強制停止されました。
これによりアプリの利用ができない状況です。Googleの誤検知の可能性が高く、異議申し立てを送付済みです。

経緯

  • 昨日、Googleから「APIキー流出の可能性」の警告メールを受領
    (※APIキー=AIにアクセスするためのパスワードのようなもの)
  • 弊社で確認したところ、外部利用の履歴は一切なし
  • その後、Googleから「情報漏洩の可能性があるためサーバーを一時停止します」の追加通知
  • 再度確認しても情報漏洩の履歴は確認されず(Googleの誤検知と判断)

影響範囲

影響あり
アプリの利用ができない状況
影響なし
顧客情報・データベースには一切影響なし
(APIキーはAIがシステム情報を参照する鍵のみ。顧客データは含まれません)
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進捗報告

完了

テストフライト更新済

① 新規登録
  • チュートリアルを新規登録前に3枚追加
  • プライバシーポリシーを表示
  • 無料登録の文言変更
  • 「一部課金あり」の記述は削除(文字量増加により視線が分散し、離脱要因となるリスクを考慮)
新規登録画面
② サマリー関係
  • サマリーのAIモデル変更(gemini-2.0-flash → gemini-2.5-flash)
  • サマリーが途中で切れてしまう問題を修正
  • サマリー終了時に特定の文章をAIが発して終了
    サマリー終了時のAIメッセージ
  • テキスト:送信後5秒後にサマリー作成ローディング
    音声:読み上げ終了後すぐにサマリー作成ローディング
③ 計測イベント
  • 計測イベントの追加(課金ページ・プランページ到達、Day1/3/7リテンション、離脱ポイント特定)
④ その他
  • 日記の「記録する」バナーを今日のカレンダーにのみ表示
進行中

マイページ刷新

① 見える化・AIコメント・感情選択を追加
  • マイページの見える化(会話量グラフ・感情の変化を色で表示)
    ※ 感情をグラフ化しない理由:感情の変化を折れ線等で可視化すると「悲しい=下がる」といった優劣の解釈が入り込んでしまう。感情に上下は無いため、色の変化で日々の気持ちの移ろいを俯瞰する形式に変更。
  • AIコメントの表示
  • 感情選択機能の追加
注意:下記のスクリーンショットは実装中の画面のため、デザインは未反映です。機能配置・動作確認用の参考画像としてご覧ください。
マイページ刷新 画面1
マイページ刷新 画面2
マイページ刷新 画面3
マイページ刷新 画面4
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数値の報告

計測期間: 4/9(木)〜4/14(火)
ダウンロード・登録は順調。課題は登録後の継続利用。今週は改善施策の優先度を整理しました(セクション3〜4)。
1 KPIサマリ
DL数(6日間)
214
iOS 154 / Android 60
DL→登録率
75.7%
214DL → 162人登録
平均CPI
¥290
前週 ¥334 → 改善
有料会員率
5.07%
230人 / 4,539人
日次内訳 ※ 4月17日時点
日付 DL数 広告費 CPI 広告経由インストール CTR
4/9(木)40 (iOS 23 / And 17)¥8,315¥268312.3%
4/10(金)34 (iOS 19 / And 15)¥7,760¥287272.1%
4/11(土)50 (iOS 22 / And 28)¥8,304¥277302.4%
4/12(日)37 (iOS 37 / And ※)¥11,717¥255462.2%
4/13(月)20 (iOS 20 / And ※)¥10,040¥324312.2%
4/14(火)33 (iOS 33 / And ※)¥10,422¥347301.9%
合計 214 ¥56,558 ¥290 195 2.2%
※ Android DL数は4/12以降、ストア側のデータ反映ラグで未集計。後日再集計する
注目ポイント: 週前半(4/9-12)はCPI ¥255〜287と好調だったが、週後半(4/13-14)でCPIが¥324→¥347と上昇傾向。CTRも2.4%→1.9%に低下しており、クリエイティブ疲弊の兆候あり。来週はクリエイティブのリフレッシュを検討。
3週間トレンド(3/22〜4/11)
DL数の日次推移(3週間)
W14 W15 W16 0 20 40 60 80 平均 61 平均 30 平均 27 3/22 3/29 4/5 4/11 iOS Android 合計
※ Android 0の日はAppFiguresデータラグ
W15→W16: W15は週後半にかけてDLが急減(3/29-4/2で平均25人/日)。W16は中盤で回復し4/8-9に38-39人/日まで持ち直し。第4弾広告に戻した効果が出始めている可能性あり。
DL → 登録転換率 W15→W16: +8.3%
0% 40% 80% 47.4% 58.8% 67.1% W14 W15 W16 173/365 141/240 153/228
率は上昇傾向だが、DL数の減少(分母縮小)による影響の可能性もあり、原因は要調査。ログイン画面の登録のしやすさを見直す。
有料会員率 W15→W16: -0.17%
5.0% 5.75% 6.5% 5.92% 5.87% 5.70% W14末 W15末 W16末 220/3,719 228/3,882 229/4,017
ユーザー増に課金が追いついていない。転換率の改善が最優先課題。
2 課金を増やすための3つの分析観点
離脱分析:初回体験の改善が最優先
離脱者の67%がDL当日に離脱。課金ユーザーは75%以上が定着しており、初回体験で価値を感じてもらえるかが全て
ネクストアクション
DL後〜初回会話までの導線を再設計し、離脱ポイントを特定・改善する
課金タイミングと継続率
全319件の課金データを分析。即日課金は73人中61人が解約(継続率16%)
一方、1日以上検討してから課金した246人は77%が継続
離脱原因
解約のほぼ全てが無料トライアル中のキャンセル
有料期間に入る前に離脱しており、トライアル→有料への転換が最大のボトルネック
▶ 対策
トライアル期間中に「このアプリでしかできない体験」を届ける新機能を追加し、有料転換率を引き上げる。
価格ではなく機能の価値で継続理由をつくる方針。
3 今後追加する計測イベント
課金ページ到達(GA4)
→ 誰が・いつ課金ページを見たかが分かり、「見たのに買わなかった人」の数と傾向を把握できる
課金完了(GA4)
→ 課金ページ到達と組み合わせて「到達→購入」の転換率を算出できる
リテンション追跡(GA4)
→ DL後1日目・3日目・7日目に何%が残っているかが分かり、離脱ポイントを特定できる
3

業界相場との比較

類似アプリ・業界相場と比較してどこを修正すべきかを割り出します。
類似対象:Awarefy(アウェアファイ)
Awarefy
Awarefy:AIメンタルパートナー
累計DL
80万
App Store評価
★4.3/5,771件
累計資金調達
約6億円超
受賞
Google Play
ベスト大賞
※ 公式発表ベース。シリーズA 約4億円(2024/12)+ シード 約2.2億円(2023/8)の合算。
他に参照した類似アプリ: muute muute emol emol Upmind Upmind self mind self mind
機能AI対話セルフケア
ターゲット20〜40代女性/メンタルケア層
価格帯¥1,600 〜 ¥4,480
MiroSync現状(相場との比較)
指標 MiroSync 相場 評価
1ダウンロード獲得にかかる広告費
広告を見て1人がアプリを入れてくれるまでの費用
¥290¥300〜500相場より安い ✓
ダウンロードした人が登録する割合
DLしただけで終わらず会員登録まで進む人の割合
75.7%参考:60〜80% ※1良好水準
登録した翌日にまたアプリを開く人の割合
登録した人のうち、次の日も起動してくれた人
15.7%20〜23% ※2要改善
登録して3日後もアプリを開く人の割合
登録した人のうち、3日目にも起動してくれた人
3.1%推定 約13〜16% ※3要改善
※1 DL→登録率は業界統一の公開ベンチマークが存在しない。UXCam・AppsFlyer等の実践知見では、オンボーディングが最適化されたHealth系アプリで60〜80%が目安とされる。
※2 Health & Fitness カテゴリのDay1残存率。出典:Sendbird App Retention Benchmarks / Statista(2024年)。
※3 Day3残存率は主要調査機関(Adjust・AppsFlyer・OneSignal)が標準計測点としておらず公開値なし。Day1(20〜23%)とDay7(7〜8.5%)から指数減衰モデルで補間した推定値。
→ 集客(ダウンロード・登録)は相場より好調。課題は「登録後にアプリを開き続けてもらう」ところだけ
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課題に対するアプローチ

課題① 登録した翌日にアプリを開く人が少ない 現状 15.7%
⇨ 具体的施策
  • 対応中見える化
    ― マイページに会話量グラフ感情の変化を色で表す表示を追加し、自分の変化を実感できる状態をつくる(責めないUIを徹底)
    ※ 感情をグラフ化しない理由:感情の変化を折れ線等で可視化すると「悲しい=下がる」といった優劣の解釈が入り込んでしまう。感情に上下は無いため、色の変化で日々の気持ちの移ろいを俯瞰する形式に変更。
  • 対応中AIコメントを追加
    ― 開いた瞬間にAIから一言もらえる状態にし、「また話しかけられたい」と思える導線をつくる
  • AIとの最初のチュートリアルを全部スタンプにする ― テキスト入力は求めず、タップだけで初回体験を完了できるように
課題② 登録して3日後もアプリを開く人が少ない 現状 3.1%
⇨ 具体的施策
キャラクターの導入
Day3で戻ってこない主因は「また話したい相手」として記憶に残っていないこと。無機質なAIとの対話は1〜2日で記憶が薄れ、再訪のフックになりません。明確なキャラクターを据えることで「あの子にまた話しかけたい」という能動的な再訪動機が生まれます。
裏付け:同ジャンル上位アプリは例外なくキャラクター保有
Awarefy「ファイさん」/Wysa「ピオ」/Finch「小鳥」/emol「ロク」 ― いずれも継続率・LTVで業界上位。「誰と話すか」が明確な存在は、Day3以降の再訪動機として機能している実例が揃っています。
効果測定
グラフで見える化」「AIコメントを追加」の公開が完了したら、公開前1週間 vs 公開後1週間で以下の指標を比較測定します。
指標 公開前の1週間 公開後の1週間
登録した翌日にまた開いた人15.7%測定予定
登録して3日後も開いた人3.1%測定予定
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定着率の構造的問題と業界比較

今週、過去データを含めた定着率ファネルを精査したところ、獲得後の離脱率が業界平均を大きく超える異常値であることが明確になりました。集客は順調でも、獲得後24時間以内に85%が離脱しており、広告強化だけでは事業が伸びない構造にあります。
今週(4/9-14)のファネル
DL数
214件
広告費 ¥56,558 / CPI ¥290
入口は健全 ✓
75.7%(業界良好)
新規登録
162人
累計 4,539人
転換率も良好 ✓
84.3%が離脱(業界平均は約20%) 💀
翌日残存(Day1)
15.7%
356人中 56人
業界異常値 💀(業界平均 約20%)
約80%がさらに離脱
3日後残存(Day3)
3.1%
356人中 11人
業界最下位圏 💀
7日後残存(Day7)
〜1%
※計測期間末のため未確定
前週も1.0%
新規課金(週次)
6人
トライアル開始 5人
登録比 3.7%
業界ベンチマークとの比較
指標 MiroSync(今週) 業界平均の目安 評価
翌日残存率(Day1)15.7%20〜23%危険ライン
Day0→Day1の離脱率84.3%約77〜80%異常値 💀
3日後残存率(Day3)3.1%公開ベンチマーク未公表 ※2最下位圏 💀
7日後残存率(Day7)約1.0%7〜8.5%最下位圏 💀
※1 業界平均はHealth & Fitness カテゴリのベンチマーク値。出典:Sendbird App Retention Benchmarks / Statista(2024年)
※2 Day3残存率はAdjust・AppsFlyer・OneSignalいずれも標準計測点としておらず、業界公開ベンチマークが存在しない。
▶ 結論
入口(DL獲得・登録)は健全。CPIは業界並、DL→登録率も良好水準。
💀 登録直後24時間で8割超が離脱 — ここが事業最大のボトルネック。
💀 Day3・Day7残存も業界最下位圏 — 継続利用の動機を作れていない。
→ 広告を増やしてもDay1以降で蒸発するため、定着施策への投資が最優先
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競合分析(Awarefy)から導く改善施策

同ジャンルで定着率に定評のある競合アプリ「Awarefy(アウェアファイ)」と比較し、MiroSyncに欠けている定着の仕掛けを洗い出しました。現在対応中の「アプリの進捗見える化」に加えて、5つの追加施策を優先度順に整理しています。
機能ギャップの全体像
機能カテゴリ Awarefy(競合) MiroSync(現状) 差分
キャラクターの存在「ファイさん」という優しい精霊キャラ明確なキャラクター不在特大
週次の振り返りレター毎週日曜にAIから「今週のあなたへの手紙」なし特大
通知設計朝夜2回、優しいトーンでリマインド実装不明(帰還誘導ほぼなし)特大
初回アクションの簡易さ気分をスタンプ1タップで完了(30秒)AI会話(思考・入力必要)
気分・感情の記録と可視化スタンプ5段階+グラフ可視化対応中(マイページ刷新)対応済
初回パーソナライズ関心カテゴリを選ばせてホーム個別化なし
「完璧じゃなくていい」UXサボりを責めない言葉設計配慮が弱い
即時ツール(気分悪化時)コーピングリスト(ワンタップ起動)なし
推奨する改善施策(優先度順)
対応中 進捗の見える化(マイページ刷新)
会話量グラフ・感情の変化を色で表す表示・AIからのひとことコメントで「自分の変化」を実感させる。7日後残存の改善につながる見込み。
優先度 特大 新規提案 ① キャラクターの導入(すべての土台)
メンタル系アプリで続けられているサービス(Awarefy「ファイさん」、Wysa「ピオ」、Finch「小鳥」等)には例外なく愛着の湧くキャラクターが存在。「AIに話している」状態ではなく「キャラクターに話している」状態をつくることで、心理的安全・ブランド記憶・SNS拡散性が飛躍的に高まる。
MiroSyncでの落とし所: コンセプト「自分と話そう」を崩さないよう、対話相手ではなく「自己対話を引き出す媒介者(鏡の精のような存在)」として設計。「もう一人の自分」を象徴するキャラにすることで、コンセプトとも両立する。
優先度 特大 7日後残存改善 ② 週次の振り返りレター(自動配信)
毎週日曜、その週の会話内容・気分の記録をもとにAIが「今週のあなたへの手紙」を自動生成して届ける。競合ユーザーのレビューで最も定着理由に挙げられている機能。7日目の離脱直前に感情的ピークを作ることで、「来週も続きが聴きたい」動機を創出。
優先度 特大 翌日残存改善 ③ 通知設計の刷新(優しいトーンでの帰還誘導)
現状、通知の実運用がほぼ機能していない状態。「今日はどんな一日でしたか?」のような責めないトーンの通知を朝夜2回。しばらく開いていないユーザーには「お久しぶりです。最近どうですか?」という罪悪感を与えないリエンゲージを送る。翌日残存15.7%の主因と見られる「帰還誘導ゼロ」問題を直接叩く。
優先度 高 Day0離脱改善 ④ 30秒で完了する最初のアクション
初回起動時、AI会話の前に「今の気分を5段階で選ぶ」だけのステップを挟む。スタンプ選択のみでキャラクターからの即時リアクションが返る → ここまでで「効いた感覚」を届ける。テキスト入力の摩擦を下げることでDay0離脱67%の改善を狙う。
優先度 中 ⑤ 「完璧じゃなくていい」UX+即時ツール
・連続利用日数が途切れても責めない表示設計
・未記録日に赤バッジ等の圧をかけない
・「気分が落ちたときのお助けツール」として、キャラクターが気分別の言葉を即時返してくれる機能の設置
「つらい瞬間に開きたくなる」強い来訪動機を作ることで、Day3〜Day7の離脱を防ぐ。
▶ 狙う効果マップ
進捗見える化(対応中)①キャラクター②週次レター③通知設計④30秒オンボーディング を組み合わせることで、
Day0・Day1・Day7のファネル全ポイントに手が打てる状態になります。
特に ①キャラクターは他施策(レターの発信者・通知の言葉・オンボーディングの相手)の効果を倍増させる土台として最上位推奨。
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今週のタスク

今週(サーバー復帰次第)
マイページ刷新(進捗の見える化)・スタンダード1ヶ月無料クーポン実装
  • 会話量の棒グラフ / 感情の変化を色で表示
  • AIからのひとことコメント
  • 5/10ミロスアカデミーイベント向けクーポン機能
来週以降
継続利用を促す施策の実施・マイページ刷新の効果測定
  • 課題①(翌日復帰 15.7%)への施策効果を計測
  • 課題②(3日後復帰 3.1%)に向けたキャラクター導入の方向性検討
継続
AI応答の精度向上
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次回の定例について

次回の定例は4月27日(月)14:00〜を予定しております。
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貴社へのご依頼

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